Y.E(生産部調板係 職長)
出身校・学部・学科 | 新潟県立新潟向陽高等学校・普通科 |
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学生時代に頑張ったことを教えてください。 | 部活動のバスケットボール |
休日の過ごし方を教えてください。 | 息子(9才)のサッカークラブパパコーチと、娘(6才)のバスケットボールクラブの観戦。 |
入社して感じたギャップがあれば教えてください。 | 年齢層の違いによる思考の幅 |
好きな言葉(あなたのモットーや、あなたを元気にしてくれる言葉)を教えてください。 | 成せばなる。 敵は己の中にあり。 |
新潟合板振興様の社員はどのような人が多いですか? | 子供のような大人 |
新潟合板振興様を一言で表現するとどんな会社ですか? | 一丸となれる環境を持っていながらそれを生かせない惜しい会社。 |
Q1業務内容について教えてください。事業全体と自分の役割との関係についてもお願いします。
原木(丸太)の状態から合板(ベニヤ板)にするまで全て行う会社です。僕はその生産工程の中で、調板係(ちょうはん)という部署に属しており、前工程から後行程への橋渡的役割を担っています。自部署はもちろんの事ですが、一番最初から完成まで、最終的には携わります。弊社では「運搬」と呼ばれます。
Q2現在の業務に就いて、苦労したこと。そこから、仕事が面白くなった瞬間や、仕事をやっていて良かったと感じる瞬間を教えてください。
一番最初の工程から次の工程までの最低限の過程を理解できるまでに3年位かかったような記憶があります。怒られたり教わったりしながらやってこれました。もう何年前か覚えてませんが丸一日現場を任された時、誰にも頼らず1人で段取りをこなせた時は「仕事」ってこういう事なのかなぁと自信がついて面白いと感じた記憶があります。言われてやるのは「作業」、自分で考えてやるのが「仕事」と、教えられた事は今でもよく覚えています。
Q3携わった業務の中で一番印象に残っている瞬間はどんな時ですか?エピソードも含めて教えてください。また、今後の目標も併せてお願いします。
それなりに現場をまわせるようになって調子づいてきた頃、人を使う場面が多いと気づいた時が、不思議と印象に残っています。誰かがある工程をこなしてくれて、自分の仕事ができる。一人では何もできない。けれど社員がそれぞれの仕事という役割をこなすからこそ「会社」という箱になる。誰かが特別なんかじゃないという事。当たり前のようで難しい。今後の目標としては多方面への活動と挑戦です。
Q4新潟合板振興様の教育制度(研修や、資格バックアップ制度など)について教えてください。
資格取得にかかる費用(教材費抜かす)のバックアップがあります。研修等必要に応じてありますが、生かしている場面は少ないと思います。
Q5社内の雰囲気や業務内容について教えてください。新潟合板振興様で働く魅力や好きなところはどのようなところですか?
社員全体的に、気さくに人間関係を築ける印象があります。全部とは言えませんが割と多いように感じます。社内業務のみでいえば、挑戦しやすい環境にはあります。
Q6入社の経緯や入社を決めた理由を教えてください。
僕の時代は(高卒時)、就職氷河期と言われ、多くの同期生達が進学という方向に進路を選ぶ時代でした。僕はやりたい勉強がなく、早く社会に出て稼ぎたいという考えだったので、正直就職できればどこでも良いという考えでした。その時、二次採用試験で新潟合板に就職が決まったという運びになります。持論ですが、進んだ進学先がどうこうではなく、そこで何をし、どのような目的で学びを得たのかがないと、将来への自己投資にはならないと考えている人間です。進学は無料ではありません。
Q7最後に、これから就職活動をスタートする学生へのメッセージをお願いします。
現日本社会における雇用形態にとらわれる事なく、自分を形成して下さい。近い将来、皆さんが思い描く「正社員」という形は僕の予想では崩壊すると思います。無くなる訳ではありませんが現状維持は困難です。そんな時に多岐に渡る活躍が出来るよう様々な事に挑戦し、たくさん失敗し、たくさん学んで下さい。挑戦をやめなければ、終わりはありませんので。日本だけでなく、アジア全体を見て下さい。どんなビジネスも、結局は「人」です。人と人を結んで下さい。もし、新潟合板でお会いできたら、一緒に楽しく仕事をしましょう。