施工事例
富塚こども園
物件名 | 富塚こども園 |
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所在地 | 新潟県新発田市 |
構造 | 木造準耐火建築物(燃えしろ設計) 在来軸組工法 |
建築面積 | 1019.18㎡ |
延床面積 | 1019.18㎡ |
集成材使用量 | 188.39㎥(国産唐松) |
富塚こども園は平屋の木造準耐火建築物。
玄関を入るとすぐに上部を吹き抜けとした開放的な遊戯室(213㎡)が広がる。この遊戯室の屋根をスパン13m、240mm×1120mmの唐松構造用集成材で大空間を実現した。
柱は240×330の断面で支えている。構造用集成材を合計188.39㎥使用しダイナミックな木の迫力を感じられる建築物となった。
準耐火建築物の耐火要件に関しては、現しとなる構造用集成材の柱・梁に燃えしろを設けることで対応している。




亀田わかば保育園
物件名 | 亀田わかば保育園 |
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所在地 | 新潟県新潟市 |
構造 | 木造準耐火建築物(燃えしろ設計) 在来軸組工法 主要部分にASC接合を採用 |
建築面積 | 512.74㎡ |
延床面積 | 731.32㎡(1F:440.55㎡、2F:290.77㎡) |
集成材使用量 | 99.01㎥(国産唐松ほか) |
亀田わかば保育園は2階建木造準耐火構造建築物。
主要構造部材として、唐松構造用集成材を使用した。柱は最大240mm角、梁は最大で180mm×560mmの断面を使用している。
1階遊戯室の上部を吹き抜けとし、開放的な空間を演出。2階保育室及び吹き抜け上部の天井は、登り梁集成材を現しで使用、木のぬくもりに包まれた温かみのある建築物となっている。
準耐火建築物の耐火要件に関しては、現しとなる構造用集成材の柱・梁に燃えしろを設けることで対応している。
構造は金物接合を使用した木造軸組み工法とし、南に面した大きな開口部と吹き抜けを有する遊戯室廻りの柱-梁接合には、ASC接合を採用した。




山形県K氏邸
所在地 | 山形県寒河江市 |
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構造 | 木造 在来軸組工法 主要部分にASC接合を採用 |
建築面積 | 97.82㎡ |
延床面積 | 154.37㎡(1F:87.71㎡、66.66㎡) |
集成材使用量 | 17.95㎥(国産赤松) |
寒河江市K氏邸は木造軸組み工法。
主要構造材は岩手県産赤松構造用集成材を現しに使用し、LVL建具とルーバー、CLT階段とカウンターなど木材の意匠性の高さを最大限に活用した建築物となっている。
建物の南面にあるリビング・ダイニングは大開口を設け、更に屋根にある採光窓から2階床に設置したLVLルーバーから1階まで降り注ぐ光が多くの明かりを取り入れ、明るく開放的な空間を演出している。
リビング・ダイニング部分には、180mm角の柱や150mm×450mmの梁を現しで使用し、接合部は、開口部を補強する意味で木質ラーメン構造でも使用されているASC接合を採用した。




ローソン新潟市中木戸店
物件名 | ローソン新潟市中木戸店 |
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所在地 | 新潟県新潟市 |
構造 | 木造 在来軸組工法 主要部分にASC接合を採用 |
建築面積 | 205㎡ |
延床面積 | 205㎡ |
集成材使用量 | 12.33㎥(越後杉) |
製材使用量 | 11.48㎥(越後杉) |
ローソン中木戸店は平屋の木造軸組み工法。
主要構造材は越後杉構造用集成材を使用し、最大10mスパン。1.5mの多雪地域で積雪荷重対策として登り梁は150×750、柱は最大で150×150の断面を使用している。柱・梁接合部の一部にはASC接合工法を採用。
意匠面では天井の梁及び正面の柱に越後杉を現しで用い、イートインコーナーの壁とカウンターには越後杉CLTを使用している。
木材の意匠性と温もりを新素材CLTで表現した新しいタイプのコンビニエンスストアとなった。




ロレオール田野畑フレンチレストラン
物件名 | ロレオール田野畑フレンチレストラン |
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所在地 | 岩手県下閉伊郡田野畑村 |
ロレオール田野畑は店内の内装に岩手県産材を活用し、また、椅子もデザインと機能性を重視しながら岩手県産材のオニグルミ材、ブナ材を使用し岩手県産材にこだわり特注で生産を行なった。
伊藤シェフは現在、三陸の美しい風景に囲まれた中、田野畑村へ移り本格的に岩手県のこだわり食材をたっぷり使ったフレンチレストランロレオール田野畑をオープンした。
田野畑村の北山崎は海岸美が最高ランク特A級に格付された景勝地。まさに息を呑む素晴らしさ。太平洋に面し高さ200mもの断崖がダイナミックな海岸線が約8kmにもわたり続く。




閖上公民館
物件名 | 閖上公民館 |
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設計 | 宮城県建築士事務所協会 |
所在地 | 宮城県名取市 |
構造 | 木造 |
建築面積 | 210.88㎡ |
CLT使用量 | 15.37㎥(国産杉) |
閖上公民館は2階建の木造軸組み工法。
宮城県産材利用を促すための補助事業を元に新しい木材加工技術を集めて建設し、建物そのものがモデルハウスになるものとして企画された。
部材は全て宮城県産材を使用、登り梁は杉LVL105×270の断面を現しで使用し、意匠には1階の壁、床、天井、2階の床、天井に杉CLTを現しで使用した。木材の衝撃吸収性の高さが2階から1階への振動を減らし、断熱性の高い建築物となっている。



